O's Editor3
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Gemini APIキー入手方法
GeminiのAPIキーの入手方法を解説します。GeminiはGoogleが開発したAIです。ですのでGeminiを利用するにはまずGoogleアカウントが必要になります。まだアカウントを持っていない場合は下記URLにアクセスし、右上の[アカウントを作成する]をクリックしてGoogleアカウントを作成してください。すでにGoogleアカウントを持っている場合は飛ばして次に進んでください。

https://www.google.com/intl/ja/account/about/



Googleアカウントが入手できたら、下記URLの「Googleクラウド」のサイトを開きます。

https://cloud.google.com/

右上にある[ログイン]をクリックして、パスワード等入力してGoogleアカウントでログインします。



ログインできたら、右上の[無料で利用開始]をクリックします。Google Cloud を利用することでGeminiも使えるようになるということのようです。



国、住所、クレジットカード情報など必要事項を入力して Google Cloud を使えるようにします。



Google Cloud が使えるようになったら、左上の三本線ボタンをクリックしてナビゲーションメニューを表示します。



ナビゲーションメニューの[APIとサービス|ライブラリ]を選択します。



検索枠に「Gemini API」と入力してENTERキーを押します。



検索結果のリストの中から、「Gemini API」をクリックします。



[有効にする]をクリックします。



[Learn more](詳細)をクリックします。



[Gemini APIキーを 取得する]をクリックします。



Google AI Studio に飛んで[Welcom to AI Studio]というダイアログが表示されるので、[Agreements]にチェックを入れ、[続行]をクリックします。Google AI Studioは Googleが開発者向けに提供しているAI開発プラットフォームですが、開発者以外の人も無料で自由に使えるようになっているようです。(※このあたり作者もよくわかっていないので詳しい方がいらっしゃいましたらご教授ください)



[API キーを作成]をクリックします。



[キーの名前]と[プロジェクト名]を入力します。キーの名前は「仕事用」とか「執筆用」などと入力し、新しく作成するプロジェクトはアルファベットで「Scenario」とか「Genko」などと入力してください。入力したら[キーを作成]をクリックしてください。



APIキーが作成されたので、キーの一部が表示されている箇所をクリックします。



APIキーの詳細が表示されます。[API キー]という部分に表示されているのが Gemini のAPIキーです(※ここまで長かったですね。お疲れ様でした)。右側のコピーボタンをクリックすればAPIキーをコピーすることができます。


O's Editor3 を起動し、メインメニュー[設定|ネット検索|Gemini APIキー]でAPIキーを入力(ペースト)してください。



現在(2025.10.19)、Geminiは無料枠が設けられています。例えば Gemini 2.5 Flash では1分あたり10回、1日あたり250回まで無料。Gemini 2.5 Proでも1日100回のリクエストまで無料のようで、かなりの大盤振る舞いです。しかも無料枠を超えたとしても100万トークンあたり$0.30という激安ぶりで、もはや“持ってけ泥棒”状態です。このあたりが Google の戦略といいますか、シェアを拡大して覇権を握ったら料金をしっかり取るつもりなんだろうと思いますが、現状は OpenAI と熾烈な競争を繰り広げているため無料もしくは低料金でAIが使える状態は当面続きそうです。積極的に使って損はないでしょう。


参考までに、「吾輩は猫である」の手紙文の一部をGeminiに問い合わせた結果を載せておきます。


乍憚御休心可被下候
これは候文(そうろうぶん)と呼ばれる古典的な日本語の表現で、現代語に訳すと非常に丁寧かつ謙譲なニュアンスになります。
各語句の意味は以下の通りです。
・乍(ながら): ~しながら、~ではあるが、~を差し置いて。ここでは「~はばかりながら」という逆接・譲歩のニュアンス。
・憚(はばかる): 遠慮する、恐縮する、恐れ多いと感じる。
・御(おん): 尊敬を表す接頭語。
・休心(きゅうしん): 心を休めること、安心すること、心配をなくすこと。
・可(べし): ~できる、~するべきである、~だろう、~であろう。ここでは「~していただける(べきだ)」という、相手への希望や許可、可能を表すニュアンス。
・被(る・らる): 受身・可能・自発・尊敬の助動詞。ここでは「下す」という動作が尊敬の対象である相手によって行われることを示唆。
・下(くださる): 与える、授ける。(ここでは相手が)「心をお休めになる」という行為を「下される」という形で尊敬しています。つまり「安心なさる」ことを指します。
・候(そうろう): 丁寧な語尾。
これらを総合すると、
「(このようなことを申し上げるのは)大変恐縮ではございますが、どうか(あなた様の)ご安心いただけますように。」
あるいは、意訳すると
「恐れながら申し上げますが、どうかご心配なさらないでください。」
「恐れ入りますが、どうかご安心くださいませ。」
「畏れ多くも申し上げますが、どうぞご心労を御休みください。」
といった意味合いになります。
相手の「休心(安心すること)」を願う、あるいは促す、非常に丁重な依頼や進言、あるいは気遣いの言葉です。



きしゃご
「きしゃご」は、巻貝(まきがい)の一種です。
具体的には、小さくて円錐形(えんすいけい)の貝殻を持つ、アワビやサザエの仲間(笠貝やヒザラガイの近縁種)を指します。
漢字では「黍殻(きしゃご)」と書くことが多いです。
特徴:
・形: 貝殻は帽子のような形をしており、底は平らで岩に張り付いています。
・大きさ: 数ミリから1センチ程度の比較的小さな貝です。
・生息地: 潮だまりや岩礁(がんしょう)など、海の岩場によく見られます。
・食用: 地域によっては食用にされることもあります。
・名前の由来: 「黍殻」という漢字は、その形が「黍(きび)」の殻に似ていることから名付けられたと言われています。
お子さんが海岸で拾って遊ぶこともある、身近な海の生き物の一つです。








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