| 文字方向 |
文章の文字を横方向に表示する(横書き)か縦方向に表示する(縦書き)か選択します。縦書きにした場合、縦中横に関するさまざまな設定項目が追加されます。縦中横自動判定を有効にするかどうか、縦中横として認識する文字、縦中横として縦中横の最大文字数、縦中横の文字サイズを小さめにする文字数などです。なお、縦中横自動判定は文書全体に影響します。もし一部の文字のみ縦中横にしたい場合は文字選択後、メインメニュー[編集|書体と装飾|書体|縦中横]を実行してください。 |
| 段組み |
段組みを[1段(段組みなし)][2段][3段]から選択します。ほかに[並列段組み(通常の段組み)]という項目がありますが、この項目を無効にすると段組みの仕方が変わります。例えば原稿用紙印刷スタイルは2段組を通常とは異なり横に縦列する形で並べてあります。 |
| 行数 |
[段内行数]は通常はゼロになっています。この項目を設定する必要があるのは1段(段組みなしなら1ページ)あたりの行数を決めたいときです。例えば脚本スタイルでは17行に、原稿用紙スタイルでは20行になっています。 |
| 行間 |
行と行の隙間サイズを通常文字高に対する比率で設定します。例えば40%を選択すると、行間は文字高の4割となります。標準スタイルは60%、脚本スタイルは70%になっています。 |
| 文字間 |
文字と文字の隙間サイズを通常文字高に対する比率で設定します。0%を選択すると文字間はなくなり、50%を指定すると文字高の半分に相当する文字間幅となります。例えば原稿用紙スタイルは文字間が90%になっています。 |
| 折り返し |
行の折り返しの方法を[折り返さない][ウィンドウ右端で折り返し][半角数で指定]から選びます。例えば原稿用紙スタイルは1行全角20文字なので半角40桁となっています。脚本スタイルは半角58桁です。また、[折り返し外域]と[折り返し線]を設定することも可能です。例えば標準スタイルはデフォルトで折り返し外域(折り返し位置の外側)の色を変えています。 |
| 禁則処理 |
禁則処理に関して設定を行います。[ぶら下げ1文字]や[ぶら下げ2文字]を有効にすると折り返し後の行頭に読点や句読点などが配置されてしまうときに前行の行末にはみ出すように折り返し文字数を増やします。[行末調整]を有効にすると括弧起こしなど行末にあると見栄えのよくない文字が配置されてしまうときに折り返し文字数を減らして行頭に来るように調整します。[ワードラップ]を有効にすると英単語が途中で改行されないように調整します。これら禁則処理を解除する場合は[禁則処理をすべて解除]を実行してください。 |
| マークアップ |
標準スタイルなど多くのスタイルはデフォルトでオズマークアップが有効になっていて、それによって文字装飾が可能になっています。[オズマークアップ]を無効にすると文字装飾は行われずオズマークアップ文字がむき出しになりますが、若干速度が速くなります。[青空文庫形式]を有効にすると青空文庫のテキストファイルの「注記」を解析して表示することができます。[読書]スタイルは[青空文庫形式]が有効になっています。 |