vol.7
行き詰まり |
おじゅうの分類を入力するためのインターフェースをあれこれ考えているが、これといった決定打がないので困った。あるデータに別のデータを関連付けるということは、膨大なデータの中から一つのデータを選択しなければならない。これと良く似た状況を他のソフトで見ることができる。ファイル管理ソフトである。ファイルを他のフォルダにコピーする場合、コピー元とコピー先の二つを同時に選択しなければならないのだが、この解決法として、自分自身を二つ同時に表示することによってドラッグアンドドロップを可能にした「2画面ファイラー」なるものをよく見かける。おじゅうの分類もこの2画面方式をやってみようかと思ったが、分類先を選択するためだけにもう一つ同じウィンドウを表示するのはやはり無駄である。かといって、メニューから選択するにしては項目数が膨大になりすぎる。今のところ有力なのは、コピーしたデータを分類欄に貼り付けるというやり方で、これなら余計なウィンドウを表示する必要もない。ただ、分類データを”追加”するのに、”貼り付け”するという動作にはやはり違和感をぬぐえない。もう少し考えてみよう。
O's
Editorはバグフィックスと並行して、ver3.0の準備も進めている。”場”を統一するのは印刷だけではない。スタイルのプロパティも検索バーと共通のインターフェースになる。つまり、IE5の「お気に入り」や「検索」がすべてエクスプローラバー風にウィンドウの左側に表示されるように、O's
Editor ver 3.0 では、印刷、検索、見出し、スタイルがバー形式で表示されることになる。
おぬま ゆういち (1999.11.26)
アンダーグラウンド(地下工作) Copyright(C) 1999 おぬま ゆういち デザイン: おぬま ゆういち 発行: O's Page編集部 |