O's Pageバックナンバー月刊文文掲示板前作品次作品


vol.9

O's Addressの退屈な印刷機能

 O's Addressの印刷機能を作っている。特に目新しい特徴もないので、退屈な作業が続いている。住所録を印刷するという場合、名前と電話番号と住所を一覧形式にするのが一般的だろう。一覧形式というのは単純なようでいて意外と問題が多い。例えば、各項目の幅をどのように調整するのか。電話番号や郵便番号は幅が決まっているけれど、名前や住所は長さが決まっていないので厄介だ。もっとも確実なのはすべてのデータをあらかじめ比較して最長の長さを調べておく。こうすれば長い名前を表示しきれないということはなくなるのだが、名前の表示幅があまりにも長くなってしまうと、今度は住所の表示幅が狭くなってしまう。用紙の幅は限られているので、余白を狭くしたりフォントサイズを小さくしたり、ついには長いデータは表示しきれなくてもあきらめるということになってしまう。長いデータは2行以上にまたがって表示するという荒技もあるが、見た目がスマートではない。一覧形式の印刷に関しては過去の様々なデータベースソフトが抱えていた問題であり、根本的な解決策は未だ発見されていないように思われる。「桐」だったような気がするけど、表示しきれないデータに全角数字や全角カタカナが含まれていたら、それらを半角にしてできる限り表示しようと試みるものがあってちょっとおもしろかった。表示しきれないデータだけ半角にするのはどうかと思うけど、ふと自分が使っているO's Addressのデータを見ると住所に全角数字と半角数字が両方使われていることに気がつく。なんだかみっともないので、住所の全角数字をすべて半角数字に自動的に統一する機能ぐらいは付けようかと思う。

おぬま ゆういち (2000.4.26)

O's Pageバックナンバー月刊文文掲示板前作品次作品
アンダーグラウンド(地下工作) Copyright(C) 2000 おぬま ゆういち
デザイン: おぬま ゆういち
発行: O's Page編集部